「筋肉をつけたいわけではないけど痩せてモテたいからジムに通おうかな。」
「筋トレが続かないからジムに通おうと思うんだけど、どんなジムがいいんだろう?」
「最近話題のチョコザップってどんなジム?」
最近話題のチョコザップ。
これから筋トレを始めようとする人だと「安いし好きな時に通えるなんて便利そう。」と思うかもしれませんね。
実際僕も、30代を目前にして太り始め筋トレを始めようとしている友達から、「チョコザップ通おうかと思うんだけど、筋トレしている人から見ていいとおもう?」と聞かれることも。
ジムに通うのは「理想の体を手に入れたい」「運動習慣をつけたい」といったあくまでも手段。
安くて気軽というところだけに惹かれてしまうと、目的が達成できなくなってしまう恐れも。
この記事では、「程よく筋肉のついたかっこいい体を作りたい」と思っているアラサー男性に向けて、ジムに通って筋トレをしている僕の目線から見たチョコザップの魅力と注意点をお伝えします。
ジム選びの参考にしてみてください。
チョコザップってどんなジム?
◎チョコザップとは
『chocoZAP(チョコザップ)』とは、パーソナルトレーニングをおこなう大手ジム『RIZAP(ライザップ)』が監修する無人ジムです。
着替え不要で24時間オープン(※1)のジムなので、「コンビニ感覚でジムに通える」というコンセプトで作られています。
月額3,278円(税込)でマシンが使い放題と、金額もかなりお安め。月額料金が1万円を超えるジムが多い中、入会のハードルがかなり低いと言えます。
さらに驚きなのが、追加料金なしでセルフエステとセルフ脱毛も利用できること(※2)。身体を鍛えながら美容にも力を入れられます!
※1:一部テナント規制により24時間営業ではない店舗もあります。
※2:一部設置のない店舗があります。(利用予約は1枠20分、最大2枠連続まで)
基本情報
初期費用 | 入会金:3300円(税込) ジム手数料:2200円(税込) | |
月額 | 3278円(税込) | |
営業時間 | 24時間(365日) |
◎設備は?
トレーニングを行う上で気になる設備というと、店舗によって内容は異なりますが、基本的なトレーニングマシンや有酸素運動設備は整っている様子。
一方で、ウェイトトレーニングの設備は用意されていないので、がっつり筋トレをしたいという人にはやや物足りないとも言えます。
チョコザップのメリット
ざっくりとしたチョコザップの概要をお伝えしたので、チョコザップに通うメリットをお伝えします。
◎価格が安い
まずなんといっても価格が安いということ。
ゴールドジムやメガロスなど大手総合ジムと呼ばれるジムは、利用可能な時間も店舗も決まっていて月額料金が1万円を軽く超えていきます。
また、同じく24時間全店舗通うことができるエニタイムフィットネスなども月額料金は7000円〜(店舗によって異なる)
チョコザップがいかに安いかがわかります。
◎24時間全店舗通える
24時間365日、全店舗通えるというのも大きな魅力。
「せっかくジムに行くことが習慣化してきたのに仕事で遅くなって営業時間を過ぎてしまった。」
「今日はジムに行こうと思ったのに休館日だ・・・」なんてこともありません。
自分が行きたい時に好きなジムでトレーニングができるというのは想像以上に筋トレが捗る要因になります。
◎筋トレ初心者でも通いやすい
ジムが筋トレ中級者・上級者向けということはないのですが、筋トレ初心者にとってジムは敷居が高かったりします。
僕も最初ジムに通い始めた時は、
「なにをすればいいかよくわからない。他の人の邪魔になっちゃってるんじゃ・・・」
「こんな軽い重量を頑張ってあげていて、隣のマッチョに笑われている気がする。」
なんて思ったりしていました。
トレーニーの名誉のために言いますが、まったくそんなことはありません。
最初は誰しも初心者ですし、頑張っている姿を見て心の中で応援しています。
ただ、筋トレ初心者の方からするとやはり、がっつりトレーニングをしちえるマッチョに混じって筋トレはハードルが高いのも理解ができます。
その点チョコザップであれば、筋トレ初心者向けのジムなので、そういった気後れは一切ありません。
周りの目を気にせず、自分のペースで筋トレが可能です。
◎着替えなし&土足でトレーニングが可能
個人的にチョコザップの最も便利だと感じている点は、着替えなし&土足でトレーニングが可能ということです。
僕自身仕事終わりにジムに通うことがあるのですが、いちいち着替えるのがめんどくさかったりします。
服や靴が荷物になりますし、夏場は汗で着替えるのも億劫です。
がっつりトレーニングをするなら着替えたいところではありますが、ちょっとしたトレーニングであれば気が出ずにやって帰れるのは非常に便利だと思います。
チョコザップのデメリット
メリットがある一方で、「これは不便じゃないか?」と感じるデメリットも。
◎シャワーがない
シャワーがないというのは人によっては不便に感じる点だと思います。
いくら短い時間でもちゃんとトレーニングをすれば少なからず汗をかくもの。
学生であれば多少汗をかいても汗拭きシートで拭いて済ませればいいかもしれませんが、いい大人が汗臭いのは少し嫌な気がします。
24時間好きなジムに行けるとは言いますが、仕事前に会社の近くでトレーニングして出社をしようとすると汗が気になるかもしれません。
◎設備環境があまりよくない
低価格を実現するべく無人ジムとなっています。
清掃スタッフの方が掃除を対応してくれますが、中にはあまり綺麗と言えない店舗もあるとのこと。
その他にも、マシンが壊れていて使えない状況がなかなか改善されなかったりと、設備環境がめちゃくちゃいいというわけではなさそうです。
◎自己流でのトレーニングとなる
無人ジムのため、トレーニングはすべて自己流となります。
マシンの使い方は動画で確認できるなど配慮はされているものの、トレーナーがついてフォームを見てくれる環境に比べると、自己流でのトレーニングとなり質が下がってしまう恐れがあります。
◎混雑状況によりトレーニングができない
どのジムでも混雑状況によりトレーニングができなくなってしまうリスクは一定数あります。
ですがチョコザップの場合、施設内があまり広くなく、マシンの数も限られてしまうため、すぐに混雑に陥ってしまう可能性はあります。
チョコザップが向いている人
メリット・デメリットを踏まえた上でチョコザップに通うのが向いている人の特徴をお伝えします。
◎まずは運動習慣から身につけたい人
第一が「まずは運動習慣から身につけたい」という人です。
「筋トレをしようと思うけど、これまでも何度も挫折をしてきた。まずは1日5分の運動習慣から身につけないといけない。」
「家で毎日5分筋トレをしようと思っても、家だとどうしてもサボってしまうからジムに行きたい。」
こういった人であれば、チョコザップは有効な手段。
一般的なジムだと着替えが必要だったりするのでどうしても「5分だけ」といったトレーニングは面倒だったりします。
できないことはないのですが、着替えて5分筋トレして帰って、月額料金1万円以上となると少し勿体無い気も。
チョコザップであれば、着替えもなくトレーニングが可能なので、仕事終わりにフラッと立ち寄って5分だけトレーニングをして帰るということも可能です。
◎家の近くにチョコザップがある人
個人的には、チョコザップは家の近くにあった方がいいと思っています。
会社の近くなど自分の生活圏内にあれば通いやすくはあるのですが、やはり自宅の近くにある方がメリットを享受できます。
会社の近くですと仕事がある日しか通えませんし、シャワーがない関係で通うのが億劫になる恐れがあるからです。
もちろん、「お昼休憩中にちょこっと筋トレしてこよう」ということもできるため、会社の近くにチョコザップがあると便利だとは思うのですが、
「朝起きてジムに行って家に帰って身支度を整えて会社に行く。」
「仕事終わりにチョコザップに行って帰宅。帰ってシャワー。」
といった動きが取れた方がより活用しやすいかと思います。
◎ハードな筋トレはする予定がない人
「運動習慣を身につけたい」「家の近くにチョコザップがある」となった方の中で最後に検討してほしいのは、「しばらくはハードな筋トレをする予定はないか」ということです。
というのも、30分などしっかり筋トレをするつもりであればチョコザップはあまり向いていないから。
設備も限られていますし、我流でのトレーニングとなるから成長速度も遅いでしょう。
30分以上トレーニングをするのであれば、着替えて行った方がいいのでチョコザップの魅力も半減です。
そのため、「最初は5分の筋トレから始めるけど、筋肉がついたかっこいい体を作りたいから数ヶ月後には筋トレの強度をあげる」といことを考えているのであれば、多少高くお金を払うことになってもトレーナーがいるジムに通うことをお勧めします。
「30分も筋トレなんて絶対無理。1日5分だけでも運動をすることが大切なんだ!」という人はおすすめです。
チョコザップで運動習慣を身につけよう
以上、チョコザップの魅力についてお伝えしました。
月額料金も安く、着替えなし、土足でトレーニングができるチョコザップは新しいジムのカタチと言えます。
そのため、
「これまで筋トレしようと思っても続かなかった。」
「一般的なジムだと敷居が高く筋トレができない」
という人はまずは運動習慣をつけて筋トレを身近に感じるという意味でもおすすめのジムです。
「いつか筋トレをしよう」だと一向に筋トレをすることはありません。「運動習慣をつけたい」というアラサー男性はさっそくチョコザップに入会して行動を起こしましょう。
一方で、「できる限り早くかっこいい体を作りたい」「筋肉をつけてモテたい」という目的があるのであれば、あまりお勧めはしません。
家トレを毎日行ったり、総合ジムでスタッフさんからの指示を仰いだり、パーソナルトレーニングに通ったりと他の方法を検討するのもおすすめです。
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